研修会の報告

平成23年度 夏期研修会(H23.8/10)

8月10日(水) 入所式、修養団(講和、体験学習)

■入所式
8月10日、岡山駅から貸切バスに乗り込み、閑谷学校に向かって出発。約1時間のバスの旅は、おしゃべりをしながら過ごしました。閑谷学校に到着後、すぐに入所式です。入所式では、八正会理事長の挨拶、閑谷学校の先生のお話、3年 生の代表挨拶がありました。その後のオリエンテーションで、宿泊期間中の注意などの説明を 受けました。緊張の中、いよいよ夏期研修の始まりです!!

■修養団の先生による講和と体験学習(ブラインドウォーク)
午前中の講和では、「礼法」「作法」について学びました。
お辞儀1つでも、いろいろ種類があり、日本文化に触れることが出来ました。午後からの体験学習は、「ブラインドウォーク」。
二人ペアになって、一人が目隠しをして、もう一人が案内をする・・・のですが進む、とまる、階段を上がる、階段を下りる、狭い道・・・など合図をきめてからスタートです。目隠しをして案内される時の不安感と目隠しをしている人を案内することの難しさを味わいました。午後からの講和は、現代人の課題として「美しい心」についてお話をしていただきました。

■レク&交歓会
夕食後は、レクと交歓会。レクは、班に分かれての対抗戦で盛り上がりました。交歓会で自己紹介をして、一気にみんなの絆が深まった時間でした。


 

8月11日(水) ディベート&レク&スタンツ発表

■ディベート(講師:西口先生)
恒例のディベート。
今年のテーマは、「原子力発電は必要である」と「小学生に英語教育の必修化は必要である」の是非について行いました。西口先生の講義とディベートの説明を受けた後、班ごとにテーマを選びました。事前に調べてきた資料や新聞記事を参考に、主張の組み立てをし、更に先生やOBのアドバイスを参考に理論をまとめました。まとめた内容を模造紙に書いて、ディベートの準備了。午後から、OBの進行でディベート開始。決められた時間に主張をし、反対尋問に答えます。初めての1年生もしっかりとした主張ができ、白熱したディベートになりました。採点をして勝敗を決めますが、どのチームもいい勝負でした!
 
■レク&スタンツ
ディベート後は、レクリエーション。
昨日よりみんな仲良くなっていたせいか、大盛り上がり。スタンツは、前日から話し合い、練習をつみかさねて、本番!!劇あり、ダンスあり・・・短い時間で作り上げてきた内容はかなり完成度が高い、すばらしい内容で感動しました。

 
 
 

8月12日(金) ボランティア&竹細工クラフト

■ボランティア
最終日は、午前中1時間のボランティア活動。
今年も施設玄関前の石橋磨きをしました。朝とはいえ、夏の日差しのキツイ中、たわしで石橋を磨くと汗だくです。みんなでがんばった甲斐があって、石橋はピカピカ!施設の先生方にも大変よろこんでいただけました。終わった後は、こころが爽やかでした。

■竹細工クラフト
ボランティア後は、竹箸づくり。
鋸、鉈、ナイフを使ったことが無いメンバーがほとんどです。ナイフは、特に苦戦しました。「作った箸で昼食を食べます」みんな昼食のため(笑)、本気モードで挑戦しました。黙々と作業をし、一膳の箸を作り上げました。
 
■退所式
感想文を書いた後、退所式。
お世話になった閑谷学校の先生にお礼を言って終了です。

初めて参加した1年生は、参加する前は「不安」でたまらなかったようですが帰る頃には、新しく出来た友達との別れが、名残惜しかったです。「来年もまた参加します」と喜んで解散しました。

次回の研修会でも、元気な顔で会いましょうね。

参加者の感想

■1年生男子
僕にとって、とても意味のある3日間であり、学校や家では学ぶことの出来ない体験が出来た。

■1年生女子
八正会のメンバーとなら何をしても楽しかった。それはきっとこころを許せたからだと思う。

■2年生男子
来年も最終学年として、思いきり楽しみたいと思います。

■3年生女子
年齢や考え、趣味などが異なる様々な方々と会話し、様々な知識を得ることが出来ました。

■OB
久しぶりに再会した先輩、後輩と話すことで、自分の高校時代が懐かしく思い出されました。また、同時に現役生にはかけがえのないこの時間を本当に大切にしてほしいと強く感じました。